ブームと、風船と、先輩。 [小説]

葵との“お付き合い”が学校中に広がってから早数週間。


期末テストも終わり、勃起促進夏休み目前。


梨花は予想外に平穏無事な毎日を過ごしている。



最初はどんなに悲惨で凄惨な日々が待っているのかと、梨花は戦々恐々とした毎日を送っていた。


しかし、待てど暮らせどそんな日は訪れない。



“紅の腕章”を身に付ける本当の意味。



その絶大な無言の力。



それを知らない梨花は、呑気にホッと安心すると同時に拍子抜けしていた。


と言っても、女子に矢のように浴びせ掛けられる視線は、堪らなく痛い。


とにかく痛い…。


口に出さないだけで、その目は梨花に対する批難や中傷、疑問、怒りの感情を露わにして、容赦なく視線に乗せてぶつけてくる。


元々必要以上に教室から出歩かない梨花は、教室にいる間は本を読んだり教科書を開いたりと、気を紛らわせ視線を無視することもできた。


しかし教室の外へ出るとそうもいかない。


噂が広がりはじめた当初は廊下を歩く度に、居たたまれず俯くしかできなかった。


それでも最近は、いつも隣を歩いてくれる葵や他の風紀委員のお陰もあってか、徐々に耐性が出来つつある。


彼等の護衛は徹底的で、梨花が校内を移動する際は、必ず風紀の誰かが彼女の傍にいた。



勿論、その殆どは葵。



葵は自分の望むままに、梨花の身体を抱き寄せ歩く。


彼女の体温を感じて。



彼女に体温を移して。



彼女の頭の中が、自分で一杯になるように。



そして彼女の微妙な心の変化を少しでも逃さないように。



視線などものともしない葵と違い、梨花は女生徒達の悪意の視線に耐え切れるわけもなく。


いつも向けられるその視線のことで、頭を一杯にして俯いてしまう。



まるで隣にいる葵の存在などないように。



それを目の当たりにする度に葵は苛立ち、彼女にそう仕向ける視線の先々に殺意さえ覚えた。
本気で思うところがあるならば、堂々と前に出て声にすればいい。



彼女が欲しかったのは自分。



欲しくて、欲しくて、どうしようもなくて、漸く今は傍にいてくれることだけは許してくれた。


それをたかが腕章ごときで感情を口にも出せず、安っぽく下らない視線を浴びせ掛け、大切に育てている彼女の気持ちを踏み荒らさないで欲しい。



沸き上がる嫌悪感。



これまで一度も、女にこんな感情を抱いたことはなかった。


葵は極上の微笑みを浮かべ、梨花をあやすように他愛ない言葉を綴り、顔を上げるように促す。


それと同時にその微笑みで「彼女に悪意を向けるな」と周囲を威圧する。肥滿


偶然ぶつかった視線の先には、誰彼構わず覚えた殺意をそのまま返してやった。


悪意の視線が弱くなると、無意識にそれに気付いた梨花は少しずつ顔を上げ、ようやくその頭の中を自分で一杯にしてくれる。



葵はそんな事を何度も繰り返した。



梨花の為に。



自分の為に。



何度も何度も繰り返した。








第2話 [小説]

菜緒。
精液入りオレンジジュース。
パンは放ってやらない…
先日勝手に昼飯を食べたお仕置きをしないと、俺の言う事を聞かなくなる。

挙げ句の果てが野良犬とツがりゃがる。終極痩身

せがんで俺のチンボを舐めにくるが、やらない…

大学に行く時にバイブをオマンコと尻の穴に突き刺して、貞操帯をしてやる。

たまにリモコンでバイブを作動させてやるから………

糞とションベンは出来ないからな…

菜緒が学校を休むというから尻を叩き放りだす。

ここにいるメス犬は、実は凄い待遇で来ている。

大きな負債等を帳消しにして貰い、尚更に有能な女には、大学までの費用を負担して貰っている。

良いオーナーにつき、お手当てが良ければ、ある程度の仕送りまでさして貰える。

親会社がしっかりしているから、俺達が中間搾取等は絶対出来ない。
代わりに一旦、女からメス犬になった以上は、確り立場をわきまえて行動しなければいけない。

大学生は学校に、会社員は会社に、そして本業のメス犬になり努力すれば、28才定年で退職金もでるし…上手くすれば途中でオーナーにある程度の金を払って貰い、一流会社の社長夫人か妾の道もある。

誰も前歴は漏らさないし漏らせない。

以前に3人の調教師が事故で死亡したらしい。

だから、このグループにいるメス犬は遣り甲斐もあるし優れたメス犬達だ。

将来どんな立場になっても、勤まる能力と美しい身体と美貌の素地がなければ、負債の帳消し等あり得ない。

先日中古屋に売られた薫は、何処に買われたかは知らないが野良犬とツガッタ事が自分の将来を台無しにした。
今頃キャバクラか風俗のお店で、オヤジかアンちゃんのチンボを舐めさせられてるか、田舎のヒヒジジイの妾になってオマンコをしているだろう。
痩身1号
菜緒が早退けして帰ってきた。

貞操帯を外してバイブを抜いてやると、肛門が膨れている。

糞を我慢して顔面蒼白になっている。

バイブの栓を抜かれたから、直ぐに出そうなんだろう。

調教師の腕の見せ処で、直ぐにはさせない。
菜緒、俺をオシャブリして射精させないと、糞はさせないよ。
洩らしたら糞を喰わすからね…

菜緒は必死に俺のチンボをシャブリ、バキュームする。

最初に連れてこられた時は、オマンコの締まりは抜群だったが、フェラも尻の穴も随分と成長した。

右田様がお喜びになるはずだ。

10分位で俺も暴発させられた。

糞をさせに連れていくと、ブスブスと音を立てて長い間座っている。
2日ほど糞をしなかったから、かなり大量に出していた。

尻の穴を洗ってやりながら指を突き刺してやると喜んでいる。

沢山の糞を出した事を褒めてやった。

良く出した…と言って頭の代わりにオマンコを撫でてやるのが、メス犬の褒め方だ。

フゥーンフゥーンと鼻を鳴らして喜んでいる。
ペットが我が子のように可愛いくなるのは、よくわかる。

毛並みを撫でてやるように、身体中を撫でてマッサージしてやると気持ち良さそうに寝た。

夕食の時は足許にひきすえ、たまにステーキの1片を床に投げてやると、尻をふり喜んで喰っている。

BさんもCさんも、気が向くと自分の犬に肉片をやっている。

Bさんは新しいメス犬の調教に、はいているから只ではやらない…

チンチンしたり、チンボを上手く舐めれたらやるとか考えて与えている。

食後のワインを調教師仲間で飲みながら、新しいメス犬とレズってみろと菜緒に命じ、Cさんの犬、春佳に俺達のチンボを順番に舐めるように命じた。
訓練の1つだ。

菜緒は先輩のメス犬として、新入りのメス犬を抑えつけて性感体を舐めたりツネッタリしている。

その様子を見て新入りの性感体を俺達は見極める。

春佳が俺達のチンボを舐めているが、遥かに菜緒の方が上手い。

春佳は、もうちょっと舌技を仕込まないとダメだよ…
菜緒の方が遥かに上手い。
とCさんに言った。韓国痩身1号

春佳もいいオーナーに飼われているんだから欲をだす事を教えた。
0月0日

今日は偶々3人のオーナーが飼い犬を見に来る事になっていた。



調教師 [小説]

菜緒 朝飯

牛乳に精液を混ぜて飲ます。痩身1号

パンをチギって放ってやると、嬉しそうに喰っている。

糞を出させて大学にいかす。

夕方6時に菜緒帰宅

早速に膣中の検査。 オスとはツガってないみたいでパス。

ご褒美にワシのち●ぼを舐めさしてやる。

今日はオーナーの右田様がみえるから、浣腸をして腸を洗浄をしておく。

昼飯は喰わないように言っておいたが、食いしん坊だから、やはり糞から魚の骨が出てきた。

お仕置きは必ずしなきゃならない。

右田様がおみえになり菜緒の成長を見られる。
おっぱいが少しデカクなったと喜んで下さる。
フェラの舌使いは絶妙だ、と喜んでみえる。
おまんこに太くて長いチンボをぶちこみ…
尻の穴でいかれる…

近頃は菜緒も尻の穴の性感が高まったようで鳴いて喜ぶ。

つい最近まで痛い~って泣いたのに、終極痩身今は鳴く。

右田様は、奥様が菜緒を飼うのを公認されてる。

右田様のデカイチンボを突き刺されたら、尻の穴がもたないようだ。
そのかわりに右田夫人は、若いオス犬をお飼いになっている。

我がグループ会社のオス犬専門の女が日頃は調教しているらしい。
菜緒の成長にお喜び頂き、右田様がお帰りになった。

早速に菜緒の膣中と尻の穴を、高圧の噴射水で洗浄しておく。

菜緒は気持ち良さそうだ。

間違って妊娠されたら責任問題になるから、使用後点検は丁寧にしている。

俺は菜緒の点検が終わると、首輪をまき広い庭中を散歩させる。

犬だから真冬の寒い時も素裸で四つん這いで歩かせる。

菜緒は途中で片足を上げて、マーキイングしながらコース通りに歩く。

深夜2時に就寝

檻に入れておく。

深夜2時過ぎから別のメス犬の係員と会議。
今はこの施設では3頭のメス犬を飼っている。

Bさんが飼っているメスが、近頃外で野良犬とツガっているらしい。
帰宅後検査の膣内から、精液を発見したらしい。
Cさんが売り飛ばした方がいいと言う意見を言う。

今までの稼ぎでペイされてるから、市場に出して幾らかになれば儲けになる。
それで我慢しよう、という話しになり中古扱い店に、全体写真やオマンコ写真、仕様、使用歴 、を書いて裏ネットに流しておく。

Bさんが飼育しているメス犬を、最後に3人でオモチャにする事になっている。

俺達の役特はメス犬の最初の慣らしで1週間のオマンコ漬けにする事と、中古をだす時のメス犬を壊さん程度にヤリタイ放題してもいい位だから今日は徹底的に遊んでやる事にした。

セックスパーティーをする事になる。

連れてこられたメス犬は25才らしい。

売り頃だな、Cさんと俺がBさんを慰めながら、薫というメスに鞭うちをしたり、縛り上げて吊るしオマンコと尻の穴に電気ドリルのペニスを突き刺してやる。
高回転のドリルがオマンコと尻の穴にツキさされて、薫は泡を吹いて気絶した。

水をぶっかけて気を取り戻さして、痩身1号中古市場にだす事を言い渡した。
泣いて謝り、中古扱い店だけは勘弁してくれと言うが…

マア高く買って貰えるよう努力する事だと言い渡して、3人でオマンコと尻の穴を犯してやった。

口を開けさせて尿を飲ませたりして、散々に慰さんでやった。

このメス犬なら直ぐに買い手はつくだろう、ウチの中古は人気がある。



出会い [小説]

ジャブジャブ……


セリル
「よしっ!洗濯終わり!」巨人倍増

私は川で衣服を洗っていた


すると


村人
「お~い、セリルちゃ~ん!」


向こうから誰かが手を振りながらやって来た


セリル
「あっ、こんにちはクレアさん。どうしました?」


クレア
「ちょっとセリルちゃんに渡したい物があってね。」


この人はクレア・ニーズさん

両親のいない私を本当の娘同然に可愛いがってくれる人で、昔から色々と私の面倒を看てくれている

私にとってはほとんどお母さんのような人だ


セリル
「渡したい物?」


クレア
「えぇ~っと……。」


ゴソゴソ…


クレアさんはカバンを探っている


クレア
「あぁ、あった!」


そう言うとクレアさんは私に包み紙を渡した


セリル
「これは?」


クレア
「実はこの前、美味しい『クレハ』が手には入ってね。そのクレハでパイを作ったの。良かったら食べて。」


クレハとはなぜかこの村でしか実らない果実のことで、見た目はオレンジ色でとても甘くて美味しい

私の大好物だ


セリル
「ありがとうございます!」


クレア
「どういたしまして。」


クレアさんは優しく微笑んだ


クレア
「そういえば、セリルちゃんって明日が誕生日だったわよね?」


セリル
「はい、明日で17歳になります。」


クレア
「17歳!ということは、私とセリルちゃんが出会って10周年ということね。早いわぁ。」


セリル
「私もこの10年間はあっという間でした。」


クレア
「でもまぁ、この10年間で可愛くなっちゃって!」


セリル
「可愛くありませんよ!」


私は否定した


クレア
「そんなことないわよ。他のみんなも『セリルちゃんは可愛い』ってよく言ってるわ。」


セリル
「そうなんですか。」


クレア
「にしても、威哥王セリルちゃんがここまで元気に育ってくれて良かったわ。」


セリル
「クレアさん達のおかげです。身寄りのない幼い私の面倒を看てくれて、本当にありが……」


クレア
「ストップ!」


クレアさんは私の口を塞いだ


クレア
「その言葉は明日の誕生会でみんなの前で言いなさい。」


セリル
「そうですね。」


この村では村人同士の友好を深めるために、誕生日の人がいるとその度に村人全員で祝うのがしきたりとなっている

そして明日、6月12日は私の誕生日だポツポツポツ…


クレア
「あら、雨?」


セリル
「そうみたいですね……。」


クレア
「いけない!洗濯物、干したまんまだわ!」


セリル
「それは大変!!」


セリル
(私は……。まぁいっか。どうせ洗濯物、濡れてるし。)


クレア
「じゃあ私は帰るわね!また明日!」


セリル
「はい、また明日。」


クレアさんは一目散に家に走っていった


セリル
「私も帰ろっと。」


私は家に帰って冷えた体を暖めるため、お風呂に入った

お風呂からあがって……


セリル
「さてと、じゃあ早速クレアさんからもらったパイを頂こうかな!」


テーブルに置いておいた包み紙を開くと、部屋中に美味しそうな匂いが広がった


セリル
「いただきます!」


ナイフで切り分けたパイを一口ほおばった


セリル
「うま~~♪」


パイはとても甘くて、ほっぺがとろけそうだった

私はペロリとパイをたいらげた


セリル
「さて、お腹も一杯になったし、残りの家事もやりますか!」


私はその後、残っていた家事を一通り片付けた

ふと時計に目をやるとPM:11:00


セリル
「もうこんな時間……。今日はもう明日に備えて寝よっと。」


私はベッドに飛び込んだ


セリル
(雨、止むかなぁ……。)


私はそんなことを考えながら眠りについた
窓から暖かい光が射し込んでいる

どうやら、雨は止んだみたいだ


セリル
「ん……。今何時……?」


私は時計に目をやった

現在AM10:30


セリル
「…………。」


誕生会は11:00から……


セリル
「寝坊したぁぁぁ!!!」


私は大急ぎで顔を洗い、着替えて家を飛び出した


広場に到着すると、もうたくさんの人達が集まっていた


現在AM11:30


セリル
「どうしよ……。」


私が木の陰でたじろいでいると、誰かが声をかけてきた


村人
「おや?セリルじゃないかの?」


セリル
「長老……。」


私の後ろに立っていたのは、この村の長老様だった

現在102歳だが、まだまだ元気な人だ


長老
「どうした?寝坊か?」


セリル
「はい……。お恥ずかしながら……。」


長老
「気にするでない。それよりも早く皆の所に行くと良いぞ。皆、お前さんを待っておる。」


セリル
「はい……!」


私は木の陰から飛び出して、広場に走っていった


村人A
「おっ、やっと来たか!」


村人B
「待ってたよ!」


村人C
「寝坊したのかい?まぁ、それもセリルちゃんらしいね!」


私は30分も遅刻したというのに怒る人は誰もいなかった


セリル
(やっぱりこの村の人達は良い人ばっかだ……。)


村人D
「さて!本日の主役が来たところで、いくぜみんな!せーのっ!」曲美


村人一同
「セリルちゃん!お誕生日おめでとう!!」


村人達から一斉に拍手が巻き起こる


セリル
「ありがとう!!!」


私は叫んだが、拍手にかき消されてみんなには聞こえていないようだった


クレア
「セリルちゃん。これを。」


クレアさんが私にマイクを渡してきた


クレア
「さぁ、今度はみんなに聞こえるように言いなさいね。」


セリル
「はい!」


私はマイクを受け取った

途端にみんなが静まり返る


セリル
「みんな聞いて下さい。私は10年前は一人ぼっちでした。けれども、そんな私が今日という素晴らしい日を迎えられたのは、みんなの暖かい支えがあったからです。」


マイクを持つ手に力がこもる


セリル
「こんな私に優しくしてくれて、みんな本当にありが……」


ドゴォォォン!!!


長老
「なんじゃ!?」


私が一番言いたかった言葉は突如、響いた爆発音にかき消された

爆発音がした方を見ると、広場からそう遠くない家が凄まじい炎をあげて燃えている


村人D
「おい、みんな!急いで消火するぞ!」


男達
「おう!」


そう言うと、男達が一斉に燃えている家に向かって走り出した

だが……


ドゴォォォン!!!


男達
「うおっ!」


なんと家が同時に何軒も爆発した


村人A
「一体、どうなってんだ……?」


みんなが唖然としていると、1人の村人が空を指差した


村人B
「おい、なんだあれ……?」


指差した方を見ると、何かがこちらに向かって飛んできている

その飛んできている物の姿を捉えた時、私は背筋が凍った


セリル
「なに…あれ……。」


飛んできている物は体は鳥だが、顔は骸骨

しかも、人間の頭蓋骨だった


村人達
「きゃぁぁぁ!!!」


それに気づいた村人達は一斉にパニックに陥った


骸骨鳥
「グガガガガ……!」


ガシイッ!


顔が骸骨の鳥は1人の村人を鷲掴みにした


村人E
「いやぁぁぁ!!」


村人が1人さらわれた

空からはさらに何十匹という骸骨鳥が飛んできて、次々と村人をさらい始めた

さらに木の陰から不気味な生き物が姿を現した


セリル
「…………。」


私は言葉を失った

木の陰から現れたのは、体は人型だが全身が真っ黒

顔すらない

そして手には真っ黒な斧のような武器を持っている


「グォォォォ!!!」


真っ黒な人は手に持った斧で一斉に村人を襲い始めた

広場は血と悲鳴に溢れ、地獄絵図と化した


セリル
「逃げなきゃ……。」


私は震える足を懸命に動かし、広場から逃げ出した

そのまま私は家に帰り、布団に潜った


セリル
「これは夢…夢だよ……。悪い夢……。」


私は自分に言い聞かせた

怯える私の脳内に



「夢じゃねえよ。」


突然、声が聞こえてきた


セリル
「誰……?」


布団から出ても誰もいない



「俺が誰かはどうでもいい。それより、表に出ろ。」


セリル
「誰なの……?」



「いいから出ろ!」


声の言うままに表に出てみると地面に1本の剣が刺さっていた

「それを抜け!」cialis

セリル
「抜けって言われても……。」

「早くしろ!でねぇとみんな死んじまうぞ!」


セリル
「わかった……。」

私は剣に催促されるがまま、剣を手にとり地面から抜いた



心の葛藤 [小説]

「由優、クラスマッチ頑張ろうね!」


「う…うん。」


静乃にニコニコ顔で言われて、私は歯切れの悪い返事をしてしまった。


もうそんな時期になっちゃったんだ…。威可王



10月中旬に、この学校で開催されるクラスマッチ。


もう数日後に迫り、みんなやる気満々…と言った感じなんだけど…


私は…ずっと応援していたい…。


あまりスポーツは得意じゃないんだよね…。
そういえば、空守君はサッカーに出るんだっけ…。


私と違って運動神経抜群だからなぁ…空守君。


部活もたくさんの運動部からの勧誘が絶えないから、結局、色んな部活をカケモチしてるらしい。


スゴいな…。


静乃とお喋りしているベランダから空守君の席を見ると、男友達と何か話をしてるみたいだ。


クラスマッチのこととか話したりしてるのかな…。



ついチラッと見るだけのはずが、ジッと見てしまった。

「…ちょっと由優!理緒君見るのはいいけど、私の話聞いてた?」


バシッと静乃に突っ込まれてしまい、慌てて空守君から視線を逸らした。


「ごめん…。な…何話してたの…?」


「いいよ。由優は私よりも理緒君を見ていたいんでしょ?」


プクッと頬を膨らませて拗ねる静乃に何度も謝っていると、頭をポンポン撫でられた。



「ごめんごめん!あまりにも理緒君を見る由優が可愛いから拗ねるフリしちゃった…!本当は最近、由優と理緒君が話すようになってきてくれて嬉しいんだ。」

静乃はニッコリ笑った。


「そっ…そんなに話してないよ?」


「いやいや、席替えした頃に比べたら会話増えたって。それに朝とかお昼休み、二人して姿が見えないでしょ?一部では付き合ってるんじゃないかって噂がたってるくらいなんだから!」

「えっ!?」


う…うそ…
そんな噂が出てるの…?


確かに一緒に保健室にいることが増えてきたけど、付き合ってるわけでも何でもないのに…。


実際の彼女さんであろう“カナ”さんにも申し訳ないよ…。 Cialis



空守君だって、さすがに噂がもっと広まったりしたら、かなり迷惑だろうな…。
翌日のお昼休み。


保健室に行くと、今日は先に空守君が来ていた。


私がここで一緒にお昼食べてたら、噂がより真実味をもっちゃうよね…。


クルッと扉の方に体を向けて帰ろうとすると、空守君が駆け寄ってきて腕を掴んだ。


「来た途端、なんで帰ろうとしてんの?」


「えっと……やっぱり今日は教室で食べようかと思って……」


「また何か……迷惑だとか、申し訳ないとか…思ってることがあるんじゃねぇの?」


ドキッ…


その通りの言葉に、肩がピクリと反応してしまった。

「…やっぱりな。」


空守君はフゥ…と息を漏らした。


「なぁ、由優…。そうやって距離空けられるのはキツいから、やめて欲しい…。もしも…近付きたくないほど嫌いになったとか…それなら仕方ねぇけど…。」


「ち…違うの!そんなっ…嫌いとかじゃなくて…」


思わず空守君の方に振り向くと、そのまま胸の中に抱きしめられた。


「俺、単純すぎるのかな…。由優にそう言われただけで、すぐに嬉しくなった。」

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こぼす優しい微笑みに胸がドキドキと高鳴る。


一緒にいちゃダメだって思ってるはずなのに…


空守君の温もりに触れて、笑顔まで見ちゃうと揺らいでしまう。

空守君のことは好き。

でも、私はフラれてる。


それは変わらない事実なんだから、想いを膨らませたりしちゃいけない…。


永遠の片思いでいい…。


そう思ってきたのに、空守君の隣の席になってから、自分でも驚くほど“好き”の気持ちが大きくなった。

今は……


“やっぱり彼女になりたい”って、思ってしまうくらい空守君に対する気持ちが心の中を占めている。


私ってば、どうしたいんだろう…?


空守君に、こんなアヤフヤな態度で接したりするのは良くないよね。


モヤモヤ、levitraウジウジ考えてしまう自分が情けなく思えた。




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